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下北沢ブラウンズブックス&カフェにて、大人のための作詞教室・爽塾 (@sowjuku )「週末コース 第1期」の8回目のセッションを開催。今のところ、週末コースの開催日はほぼ天候に恵まれていますね。
まずはリライトしてもらった課題のチェックから。同じ作品を直して、直して、直していくうちに、徐々に頂きに近づいていきます。一度や二度で仕上がらなくても「あきらめないで!」とこの場を借りてお伝えしておきます。
本日のメインテーマ、異国情緒あふれる課題曲につけた歌詞の講評へ。
Aメロ部分の歌詞の精緻な風景描写はMさん史上最高の完成度でした。Bメロ〜サビに至る歌詞には直すべきところが散見されたので、そこをアドバイス。自分が書いた歌詞についてもどうやってサビを仕上げているのかが分かるようにプリントアウトして渡しました。すぐに思い浮かぶような大ヒット曲も例に挙げて説明しましたが、うまく伝わったでしょうか。
くどいようですが、何度でも言います。人の心に残る歌のサビの部分は必ず、覚えやすく歌いやすいもの。歌詞の見直し、校正にあたっては、「企画に添って思うように書けたのか?」という視点だけでなく、自分が歌い手、あるいはリスナーだった場合、その歌が歌いやすいのか、覚えやすいのか?」という観点でも見直してみましょう。きっと違う発見があるはずです。
ここにきて、受講生の方すべてが「サビの歌詞の完成度を上げる」という同じ課題に直面している感じですが、見方を変えれば、この部分こそ、歌詞づくりの肝ということ。いわゆるコツをつかめれば、次のステージに進めるはずです。
最後に、課題曲をリピート試聴しつつ、歌詞の企画を立ててもらいました。早いもので、もう6曲目ですね。今回の課題曲は、女性ヴォーカルのポップナンバー。癒しを感じさせるような女性ヴォーカルの優しいメロディです。
このメロディに対して、Mさんは「(中学、高校などの)卒業ソングの歌詞を書きたい」とのこと。教師経験もあるMさんならでの作品を期待したいと思います。
以下、受講生の方に、課題についてのご連絡です。
●内容
本日まとめた企画と、それを元に書いた歌詞1編をセットにして提出してください。
※過去の課題でリライトした作品も、受講期間中、無制限でチェックしますので、余裕があればご提出ください。
● 提出期限
2015年02月05日(土) 23時
※暦の関係で次回の開催日が3週間後になるため、数日延ばします。
最後に、アマチュアの方によく聞かれる「作詞家になるには、どうすればいいのか?」について、本日のアドバイスを。
本文中で名曲づくりの大前提として「歌いやすく覚えやすいサビを」と書いていますが、それに加えて必要なものは何でしょう?一言で言えば、その人にしか出せない個性、オリジナリティです。私自身、現役の作詞家ですから、受講生の方にお伝えしていることは踏まえつつ、終わりなき創作の道で戦う毎日です。