爽塾ブログ
僕らのdestiny(生徒作品)
2025.01.29

僕らのdestiny

※原題:Kiseki

作詞:kotonoha
作曲:田村信二


1A)
 桜の花びらひとつ そっと舞い降りたよ  
 少しだけ交わす言葉 僕の胸たたいた  
 
1A')
 髪飾り風が揺らし 空に咲いた花火 
 見上げてる横顔 恋をした夏の夜(よる)  

1B)
 運命だなんて 信じてなかったよ  
 でも今は 君だけ見つめて  

1C)
 心にひとつ 愛が灯ったら  
 二人で描こう 僕らのdestiny  
 互いの夢を ふたつ重ねて  
 出逢えた奇跡と 歩き出そう 輝く明日(あした)へ  


2A')
 まっすぐな君の言葉 心励ますから  
 気がつけば 君とのこれからを夢見てた  

2B)
 星降る聖夜(せいや)に 二人で誓おうよ  
 今からは 僕だけ見つめて  

2C)
 心にひとつ 愛が灯ってる  
 二人で描こう 僕らのdestiny  
 互いの夢を ともに奏でて  
 出逢えた奇跡と 歩き出そう 輝く明日(あした)へ 
 

Notes

私こと、吉里颯洋が主宰するオンライン作詞講座「爽塾」の受講生の作品をご紹介します。
2023年の春から爽塾で作詞を学び始めたkotonohaさんが最初に完成させた歌詞が、本作。3度目のリライトで完成した歌詞です。

時間が経って読み返すと、大人のカップルのハッピーエンドのラブソングでありながら、とてもピュアなテイスト。kotonohaさんの人柄がしのばれる出来になっています。

「爽塾」では、作曲家・田村信二さんのクオリティの高いメロディを課題曲として使用、初めて課題曲を聴いたその場でゼロから企画をまとめるスキルを磨きながら、楽しみながら作詞力を底上げしていきます。以下、歌詞の元になったストーリーを企画書より一部抜粋して紹介します。
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出逢いは、偶然。
彼とはふとしたきっかけで出逢い、時間(とき)を共有して、気づいたらいつもお互いの心が側にあった。連絡先を交換してからは短いメッセージや写真でやりとりを続け、時々電話をするようになっていた。
夏、初めて2人で出かけたお祭り。それ以降は時折、外で会うようになり、映画を観たり食事をしたり……。出逢った時は分からなかったが、彼と一緒にいると時々、なんとなく懐かしい気持ちになるのはなぜだろう? 運命を信じてないわけじゃないけれど、大好きな人と結ばれる気もしない。だからこの恋を信じきれないところがあるのが本音。けれど、月日を重ね、仕事や過去の恋愛、お互いのこと、色々な話をして会話を重ねるうち、相手への信頼や愛情が芽生え、少しずつ愛しさが募っていった気がする。気づけば、お互いがなくてはならない大切な存在になっていく。
出逢った春、お互いを少しずつ知っていった初夏、2人きりで初めて一緒にお祭りに出かけた夏、電話の声が恋しくなった秋、本当の恋人同士になりたいと思った冬……。どの季節も心にはずっと君がいた。どの日も君の声と笑顔が嬉しかった。君の心がもっと知りたくて、ひとつひとつ心をつないできた。友達から始まった恋だけど、いつの間にか、君がかけがえのない人になっていた。やりがいのある仕事もあり、ひとりでも幸せだった日々だけど、二人ならもっと幸せ。大好きな人とは、きっと結ばれない……。そんな思いもまだ少し残っているけれど、今はまっすぐな気持ちでこう思える。「彼と力を合わせて、幸せになろう。そして、お互いの夢をひとつにして、一緒にたくさんの人を幸せにしよう」と。

吉里颯洋作品紹介


www.youtube.com
「ゼロ恋 / whiteeeen」
※吉里颯洋作詞、GReeeeN(GRe4N BOYZ)作曲による、ピュアなポップナンバー。


www.youtube.com
「DAHLLIA feat.Hatsune Miku / Seeds Of Wish」
2025年、新たな楽曲制作を予定している「Seeds Of Wish(シーズ・オブ・ウィッシュ)の過去作。ハードな現実に抗うように、瓦礫の街で歌い続ける少女のイノセンスを描いたロックナンバー。サウンドプロデュースは、「爽塾」に課題曲を提供してくださっている田村信二さん。
作詞&プロデュース:吉里颯洋 / サウンドプロデュース:田村信二 / 作曲:カズキヒロ / 絵:和田夏祈 / 動画:雨河雪 / 調声:琴線計画

 

 


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