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こんにちは。作詞家の吉里爽(@sowyoshizato )です。
13時から、Barfout! 編集部に併設の素敵なブックカフェ・下北沢ブラウンズブックス&カフェにて、大人のための作詞教室・爽塾(@sowjuku )「週末コース 第1期」の1回目のセッションを開催。
今期の受講生は、音楽教師のキャリアもあるマルチーミュージシャンのMさん。クラシック音楽に造詣が深く、奇しくも私と同じく、大友良英さんのファンとのこと。
初めに、半年間のスケジュールをざっとご案内。予定通りなら、半年間の受講期間に5曲の課題曲に作詞するスケジュールだが、Mさんはプロ志向というより、音楽の楽しみ方の間口をちょっぴり広げたいという方なので、仕上げる作品の数より質にこだわっていくつもり。
以下、本日のセッションの概要。
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■歌づくりのその前に ~作詞概論~
1)名曲の条件
2)ポエムと歌詞の違い
3)詞先と曲先
4)作詞のプロセス
■企画・着想
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「その曲に対して、どんなテーマの、どんな内容の歌詞を書くのか?」という企画(着想)の部分こそ難易度が高く、かつ大切な部分なので、爽塾では企独自のメソッドを使って企画力を伸ばしすことに力を入れています。
具体的には、課題曲を初めて聴いたその場で、歌詞のテーマを決めることを毎回やっていきます。そうすることで、スムーズに作詞に取り掛かることが可能になります。この部分は大切なので、時間を割いてじっくりお伝えしたつもり。
以下、受講生の方に、課題についてのご連絡です。
●内容
教材のCD「虹 / The Best of Songs On the Web vol.3」の収録曲について、全曲のテーマをワードファイル1枚分にまとめてください。その際、お伝えした、◯◯担当の目線でコメントを考えてみると、曲を俯瞰してみる練習になります。
●提出期限
2015年10月21日(水) 23時
最後に、アマチュアの方によく聞かれる「作詞家になるには、どうすればいいのか?」について、本日の回答を。
「なるべく無駄のないメソッドを学びながら、地道に作品のクオリティを上げていくことをおすすめします。まずは、小さなライヴであれ、オーディエンスの拍手をいただけるような作品をめざしましょう。歌詞は歌の一部。聴いてくださる方の心に届いてこそ、価値が生まれるのです」
※写真下
私の作詞家デビュー曲のタイトルを表紙に刻んでくださった、2004年9月の「Baruout!」。 忘れじの1冊です。