爽塾ブログ
「大人のための作詞教室・爽塾」_2018年前期_#01 〜オリエンテーション〜
2018.05.06
 こんにちは! 作詞家の吉里爽@sowyoshizato )です。

大人のための作詞教室・爽塾@sowjuku )の、ひと月遅れの新学期がスタートしました。9月末までの期間で、曲先作詞のベーシックなスキルを学んでいきます。
場所をお借りしている、下北沢の「ブラウンズブックス&カフェ」に着くと、四方の壁を埋め尽くしたカルチャー関連の蔵書(販売もしています)がお出迎え。読書好きの新入生・ホリタさんには気に入っていただけたようです。

目指すところは、「曲を聴いたその場で歌詞のコンセプトを決め(企画を立て)、それをベースに10日以内にメッセージがリスナーにきちんと伝わる歌詞を書き上げるスキルを身につける」こと。
ホリタさんはプロのライターさんなので、「発注を受け、取材をして、原稿をまとめ、必要に応じてリライトして仕上げていく」ということには十分な経験値があるはず。初稿にダメ出しされたくらいではひるむことはないということがわかっているので、教えるこちらも少々気が楽です。

さて、初回のセッションなので、まず、爽塾のコンセプト、特長、5ヶ月間のスケジュールなどをざっとご案内。歌詞が仕上がっていくプロセスをリアルに感じてもらうため、過去の受講生の皆さんがどんな風に歌詞をリライトして仕上げていったのか、その軌跡もちらっと見てもらいました。
その後は、課題曲として使うデモ楽曲のあれこれをいくつか聴いてもらい、爽塾ならではの企画の立て方などを軽くプレゼン。期間中に取り組む課題曲は7曲あるため、すべてに取り組めば、7編の歌詞を書き上げることになります。仕上げる作品が多いほど「ハーベスト(収穫)は大」ということは言わずもがなですが、今回はあえて「最低でも◯編は完成させましょう」といった目標値は定めませんでした。プロのライターさんとはいえ、「バンドでボーカルと作詞を担当しているので、作詞のスキルを磨きたい」といった、いわゆる作詞経験者の方とも違うので、まずは作詞の楽しさ、奥深さを味わってもらう中で、「あ、これまで書いてきたものとは違うジャンルのものが書けた。ライターとしての引き出しが増えた」と思ってもらえたらいいなと感じています。

最初の課題は、以下のとおりです。難しくないので、楽しんでやってくださいね。

・内容
 CD「祝祭」の収録曲3曲について、140文字以内で紹介文をまとめ、ワードファイルでお送りください。
・〆切
 2018年05月12日23時

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講師・吉里爽の作品は、こちらで公開しています。
吉里爽オフィシャルサイト 「爽々!So!Sow!

※写真下 : 私を世に出してくれた恩人である矢沢永吉さんのポスターが!大学教授みたいで、カッコいい!
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